婚活パーティーで一発逆転ホームラン 千葉県・35歳・男・ハートフル
オーネット
結婚相談所に入ったときの年齢
30
結婚したときの年齢
32
結婚したときのお相手の年齢
34
結婚したお相手の職業
看護師
結婚したお相手の年収
400万
Fランク大学卒、非正規労働者という超低スペックに加え、重度身体障害者の私にとって、婚活パーティーは明らかに負けると判って挑む勝負の場所です。
あの日の参加者の誰もが、私には1%の可能性すらないと感じていたことでしょう。
現在、私は自慢の妻と幸せな毎日を送っています。結婚披露宴では、二人の馴れ初めは婚活パーティーだった事を暴露し、大いに盛り上がりました。
私が妻と永遠の愛を誓うに至った経緯をお話しします。
オーネットに入ったきっかけ
突然私を襲った脳梗塞の後遺症により、26歳のあの日を境に左半身が自由に動かなくなり、それに加え言語障害も発症した私は、何をするにも時間がかかってしまい、周囲の方の邪魔になってしまうことが多々あります。
そんな欠点を補うためにも、必ず挨拶と一礼をすることだけは忘れないよう心掛けて生きています。
たった5音と一礼だけで、言語障害に気付いて頂ける上に、不格好な私でも相手に与える印象は変わるからです。
こんな私が婚活パーティーに参加なんて、笑い話にしかなりませんよね。でも、チャレンジ精神だけは旺盛な私は、結婚したいと思ってしまったのです。
そこでネットで見つけた結婚相談所オーネットに会員登録しました。
オーネットに入って
メールで結婚相談所の担当者と何度もやり取りを重ね、私でも参加できる婚活パーティーにエントリーしました。
開催日は、指定の場所まで車椅子で向かいました。
小規模ホールを貸し切ったアットホームな雰囲気で、特に不便を感じることなくパーティーは進行しましたが、車椅子利用者にとって歓談タイムは苦手な時間でした。
1対1の顔合わせでは、システム的に女性が入れ替わってくれましたが、フリータイムでは気に入った女性がいても、自分から相手の元へ行けないので、こちらに来て頂けることをひたすら願っていました。
ルールにより、今後の連絡手段を得られるのはカップル成立者のみ。
そのため、個人的な名刺交換やLINEのID交換はご法度です。
私は言語障害をカバーする為、筆談を許して頂いたのですが、こちらが求めていないにもかかわらず、メールアドレスをノートに書いてくれた女性がいました。
その日は予想通り、私はカップル成立とはなりませんでしたが、筆談の際にメールアドレスを書いてくれた女性とは、連絡を取り合う仲に発展しました。
オーネットのパーティーで出会った女性とどうなった?
それから2年の交際を経て、私たちはゴールインしました。
看護師という献身的な性格ゆえに、私の事を放っておけなかったのだと思います。
綺麗な瞳の第一印象1番人気の女性がなぜ私の為に結婚相談所のルールを破ってくれたのかと尋ねると、1つ目は、明るく挨拶のできる好青年だったから。2つ目は、金銭的な余裕よりも楽しい家庭生活を提供してくれそうだったから、と答えてくれました。
日々マイナスイメージを覆す為に、挨拶と一礼を励行して来たことが実を結んだ瞬間でした。これが言語障害を逆手に取り、逆転ホームランを放った私の物語です。